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高森明勅
2019.11.7 06:00皇室

読売新聞「即位儀式考」

読売新聞(11月6日付)社会面に「即位儀式考」という記事。
日本近現代思想史がご専門で神奈川大学名誉教授の中島三千男氏と
私のインタビュー記事。

中島氏は、昭和から平成への御代替わり当時から積極的に
「反対」の論陣を張ってこられた、
そちらの立場を代表する学者。
同氏と並んで私の記事が載ったのは、まことに光栄だ。

東京新聞・中日新聞サンデー版の特集記事に取り上げられた参考文献でも、
直接、大嘗祭に関わるのは拙著の他には同氏の著書だけだった。
但し、氏のインタビュー記事を拝読すると、図らずも私の記事がちょうど、
それへの反論になっている格好だ。

果たして読者はどちらに共感を覚えるだろうか。
なお氏の記事中、「大嘗宮は十数億かけて新設せず…」とあるが、
実際の落札価格は9億6千万円弱だった。
こういうのは新聞社の校閲部が訂正すべき箇所だろう。

【高森明勅公式サイト】
https://www.a-takamori.com/

高森明勅

昭和32年岡山県生まれ。神道学者、皇室研究者。國學院大學文学部卒。同大学院博士課程単位取得。拓殖大学客員教授、防衛省統合幕僚学校「歴史観・国家観」講座担当、などを歴任。
「皇室典範に関する有識者会議」においてヒアリングに応じる。
現在、日本文化総合研究所代表、神道宗教学会理事、國學院大學講師、靖国神社崇敬奉賛会顧問など。
ミス日本コンテストのファイナリスト達に日本の歴史や文化についてレクチャー。
主な著書。『天皇「生前退位」の真実』(幻冬舎新書)『天皇陛下からわたしたちへのおことば』(双葉社)『謎とき「日本」誕生』(ちくま新書)『はじめて読む「日本の神話」』『天皇と民の大嘗祭』(展転社)など。

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